科学者の責任 2
500年以上つづいた官尊民卑のもと、自ら学ぼうとする者も少ないし、大学教授もまた教師として官僚に君臨することで地位を保とうとするものが多かった。
白保の新石垣空港の論争は、沖縄の歴史上初めて、科学者が科学にもとついて公然と賛否の論争を大がかりに起こした例でしょう。
今のところ、計画推進派はひたすら沈黙を守り、嵐が過ぎ去って行政権力が計画を実現するのを待っています。
彼らの願いが成就するか否かはひとえに全国の関心がどれだけ高いかにかかっています。
自然を切り売りして目先の利益を追おうとする輩の作る観光計画は、沖縄自滅の道であり、もし日本人の民度が高ければ、その対極にこそ自立の道があることが、沖縄でも明らかに見えるようになるでしょう。
つまりは日本の反応にも自立の成否がかかっているのです。